小説:クロムの蕾


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INTRODUCTION
PROLOGUE


【ルビ】

 『僕はね、セックスは最大の愛情表現だと思っているんだ。誰にも見せられない姿を僕にだけ晒して、乱れる声、表情、それらを隠すことなく向けられて、初めてその想いを感じられる……』


 ――――――君に出会うまで、セックス=愛する事だと思っていた……




【千愛理】

 『君が、僕が今求めてる"甘いモノ"――――――』
 媚薬のような彼の声が、耳元からあたしの神経を痺れさせて縛る。


 ――――――あなたに出会ってから、セックス=愛する事だと教えられた……



 





著作権について、下部に明記しておりマス。



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