小説:虹の橋の向こうに
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プロローグ
あの日――――――
あの出逢いの日――――――
眩しいほどに白いスカーフが、
長虹橋
(
ながにじばし
)
に舞い降りた
それは恋の欠片となって
煌
(
きらめ
)
く光のプリズムを放つ――――――
紫・藍・青・緑・黄・橙・赤
世界は色んな色に染められて、
心も、色んな色に染められて――――――
どんなに傷ついたとしても、大丈夫
"一緒に、行こう"
あの虹の橋を超えたらきっと、
また新しい世界に、出会えるはずだから――――――
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